MINI ローバー ミニ クーパー 「インジェクション車の公認キャブ化」

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今後ミニの生き残り作戦 「 インジェクション車の公認キャブ化 」

 ミニが生産中止となったからこそ、今あるものを長く乗り続けたい。── ミニ愛好者であれば当然の感情だと思います。ミニは92年以降インジェクション化されていますが、 インジェクション仕様のミニは 比較的トラブルが多く、故障してしまった場合は 修理に高額な費用が かかってしまいます。
 そこで「インジェクション仕様のミニをキャブ化しよう!」という発想が出てくるのは当然の事でしょう。 当社では、そのようなお客様のニーズに応えるため、「公認キャブ化キット」を販売しています。
 インジェクション仕様に物足りなさを感じ、キャブ仕様にしてミニらしさを楽しみたいと 言う人にも、このキットはお勧めです。(通常、安易にキャブ化してしまうと、車検は通らなくなってしまいます。 しかし、当社の公認キットでは そのような心配はありません。)

インジェクション仕様(変更前)
公認SUキャブ化 例
公認ウェーバーキャブ化 例
以下は、酣燈社「MINI PLUS VOL.4」掲載の「当社 原へのインタビュー内容」を、 再編集したものです。
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 ミニが生産中止されてから5年たちますが、稼働台数からすると 現状 恐らく大半のミニが 「インジェクション仕様」です。 インジェクション仕様のコンピュータが壊れたり、スロットルボディや センサー等の部品が壊れると、部品代や修理費が非常に高額になります。 だからといって、コンピュータ部分を機械化してしまうと(つまりキャブ化ですね)、 基本的に車検は通らなくなります。 現状、それで車検が通ってしまう所もありますが、 それは あくまでも検査官の見落としに過ぎないのです。

 インジェクション車をキャブ化した場合、何故車検に通らなくなるのか?── その理由には、「排気ガス」が大きく関わっています。インジェクション車では、 コンピュータでエンジン燃焼をコントロールすることにより、CO(一酸化炭素)や NOx(窒素酸化物)が抑えられ、きれいな排ガスが出ています。しかし、 それをキャブ化した場合には、(そのコンピュータ自体が無くなるため)、 排ガスが基準内であることを 再び証明しなければならない訳です。 (証明できなければ、車検は通りません。)

 場当たり的に車検をやりくりしてきたクルマが、売られて東京に来たら、 はっきり言ってスクラップにするしか なくなるでしょう。 「車検が通らないクルマを 誰が買うのか?」ということです。 たとえ部品取りにするにしても、今度は「リサイクル法」が厳しくなって、 簡単には部品の転売も出来なくなります。 この様にしてミニの稼働台数を減らすことになれば、 ボクらミニ屋だって苦しくなります。 自分たちで自分たちの首をしめているようなものです。

 そもそも基本的に「合法化、公認」にしてあげない限り、 キャブ化したお客さんのミニの価値は 下がるわけです。が、ボクは それを防ぎたいのです。
 はっきり言って「キャブ公認化(合法化)」を可能にするには、 調査・検査・資料作成・申請など、何から何まで手間と非常に高額な費用がかかります。 しかし、その様な事情があるからこそ、当社は重い腰をあげたのです。

 「インジェクションがトラブルを起こした。」という時に、 キャブ化に踏み切るケースはよく見られます。 コンピュータが壊れたというのは、ようは燃調の関係のスロットルボディ、 ステッパーモーター(*1)、その辺のセンサーが壊れた時です。 よくある故障で「アイドリングが非常に不安定になってきた。」というのは、 だいたいステッパーモーターがイッてます。 そうなってくると結構高価なんです。 コンピュータは仮に新品であれば数十万します。 ステッパーモーターはスロットルボディ全体を買わないと出てきません。 そうすると、部品だけで もう30万ぐらいになってしまいます。

(*1) ステッパーモーター:コンピュータから指示を受けて、 ガソリン噴射料を調整するパーツ。ここが壊れると
   アイドリングが波打つようになる。

 そもそも、ミニ特有の構造が、故障を引き起こしている場合もあります。 エンジンルームの中の 目の前にコンピュータが置かれているわけで、 雨風も受けます。夏場になれば、どれだけの温度になるか? 普通コンピュータは エンジンルームには置かないでしょう。あんな最悪の条件の ところに入れちゃうと、やっぱり壊れる可能性・頻度は増しますよね。 以前、コンピュータを室内に入れようと試みましたが、ハーネスを長くすると アンテナ効果(誘導)?で、わけのわからないノイズを拾ってしまう様です。

 また、コンピュータを交換しようとして 新しいものを取り寄せても、実はリペア品だった という場合が少なくないのです。仮に直したとしても イカれるコンピュータというのは、 だいたい諸条件が悪いわけだから また再発します。そこで10万、15万円かけて、 またなったという話になった時に ツラいわけです、お客さんは。 であれば逆に、できるだけアナログ的(機械的)なところを作ってあげて、 調整で済むようにした方がいいでしょ!

 このように、コンピュータで制御するインジェクション車の場合、コンピュータが動かなく なってしまったら どうにもならない。しかし、アナログ的なクルマにすれば、 即ちキャブ化すれば、どの様にでも調整できるわけです。

 コンピュータのチューニングをしたがる人も結構います。 だけど、今はサブコンが出てきてもあまり たいしたことはない。 それに元が壊れたら終わりだし、諸悪の根源を残している訳ですから。 いかにそこを削っていくかというのがボクの考え方です。 サブコンは 30万、40万するけど、 それに見合ったパワーが出てるかといったら、キャブと変わらないですから。 だったらキャブにしちゃった方が よっぽど早いですね。 長く乗って行くことを考えるならば、キャブ化したほうがはるかに経済的で、安心でしょう。

 また、インジェクション車は、ミニ本来のポテンシャルを生かしきれていないと思います。 燃調をあそこまでコントロールして抑えられて、排ガス規制でやられちゃってるわけでしょ。 宝の持ち腐れなわけですよ、今のミニはね。エンジンの持っているポテンシャルを100% 引き出すんだったら、キャブにするべきです。パワーもアップしますし。

 それに結局 今のミニっていうのは、(歴史をたどってみればわかりますが)、 作り方が全てにおいて 付け焼き刃 なんです。 基本設計は一緒のまま、その時代、その時代に合わせ 部分的に手直している。 たとえば、「排ガス規制が出てきたからインジェクション」、 「安全対策が出てきたから、内側にバーを入れました。エアバッグを付け ました。」 とやってきたわけです。 日本車なんかの場合は、その時代その時代でフルモデルチェンジし、 根本から新規設計して全部作り直す。 ミニは、ずっと一緒なわけ。で、そこだけちょこって変えてくる。 だからエンジンルームを見ればごちゃごちゃ。

 細かく言うと、 インジェクション車は、サブフレームのエンジンマウントの穴位置が、 今までとは違ってるんです。 エンジンの位置を少し前にずらしてスペース空け、そこにコンピュータを入れたりしています。 (エンジンをずらさないと 全部入りきらなかったのでしょう。) そういう付け焼き刃的な「つけ」が、全部今きてるわけです。それが実際の話、ミニなんですよね。 それをある程度の部分で、元に戻してやる。それも「合法的」にやる。 それが「公認キャブ化」というわけです。

SUツインキャブ
 当社では、「SUツインの公認キャブキット」を販売中です。 もちろん「排ガス検査のレポート付き」で、車検に問題はありません。 また、それ以外のキャブレター(ウェーバー等)についても 対応できるので、詳細は当社までご連絡下さい。

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